キルトラボ

日々のキルト研究所

2018年05月

祭りの後

雅叙園タペが出来上がってやれやれの一週間が過ぎました。
作品を送ってから数日は学園でのクラスが続いたので 、気持ちは慌ただしいまま。
やっと週末からのんびりモードになりました。
やっぱり大きな作品を作ると、あとの脱力感は凄くて何もする気が起こりません。
気がつくとお茶は冷め、テレビをぼーっと眺めて時間が過ぎて行きます。
いやいやこんなことでは・・今日は雨、コツコツと何かを始めるのには良いお天気です。

出来上がった作品をチェックするのも結構大変です。
倍の大きさのテーブルがあればなぁと、このときだけは思います。
IMG_1314
雅叙園には6月に入ってから行くつもりにしているので、会場で作品が
どんな感じに見えるのか楽しみなような、怖いような・・です。

作品作りのために思い返すと約20mくらい布を買ったような。
結局全く使っていない布もあるけれど、裏布も入れるとそのくらいになっています。
怖い!
2000円以上買うともらえるMODAの袋は4枚になりました。
DSCN1558
 

完成マジか?

ようやくトンネルの出口です、長かった〜。
アップリケが出来て、さぁキルティング。
が、フリーモーションとなるとミシンテーブルの上をキルトがすべらず 、
なかなかはかどらない、とミシンのせいに。
そこで思い出したのがミシンテーブルに敷くシートです。
随分前に台湾の講座の時に購入したもので、ミシンテーブルにぴたっと張り付き、
キルトがするすると動かしやすくなるのです。
DSCN1548
ちょうど送り歯のところが開いています。

今回はいつもと違う作り方をしていて、パーツを縫い合わせトップを作るのではなく
パーツごとに三層にしてキルティングをしてから表同士、綿同士、裏同士を
縫い合わせています。
表同士はミシンでさーっと縫い、綿は綿つなぎテープで貼り合わせました。
裏はミシンという訳にいかず、チクチクとひたすら手で。
久しぶりにものすごい肩こりに、もうハンドには戻れへんわぁ。
DSCN1552

つないでから残りのキルティングを済ませ、カッティングマット、
定規をテープでつないで整形、それからバインディング。
DSCN1554

作品を作る時、デザインと布を決めてトップが出来上がった段階で
殆どの力を使い果たしてしまうので、キルティングが時間切れになってしまいます。
今回デザインは大胆なので、キルティングはあっさりということで・・


 

ひたすらの相棒

全くゴールデンではないウィークが終わり、相変わらず焦る毎日です。
「ミシンだから早いでしょう」とは良くいわれるけれど、気持ちはせくわりに
時間がかかって、また焦るばかりです。
そのわりにちゃっちゃっとキルティングの糸やデザインに妥協出来ず、また焦る・・
DSCN1546
縫ってはほどき、糸を替えてはまたほどき、一歩進んで一歩下がる。
DSCN1544
作業テーブルですぐに糸が行方不明になるのでトレーを使っています。
無印のが形も豊富で便利です。
キルティングの時には手袋だけではなく、ディスクも使っています。
かなり前にアメリカに行った時に買ったものです。
青い面が布にピタッとフィットして、結構扱いやすいのです。
手袋を長い間はめていると暑くていら〜っとしてくるので両方を使い分けています。
DSCN1541
右手に手袋、左にディスクの場合も。
そしてまだまだひたすらの日々が続きます。 

ひたすらの日々

とうとう5月になってしまいました。
世間ではゴールデンウィークらしいけれど、もちろん私にはその余裕はなく
せっせと作品作りに焦っています。
本当なら期日通り週明けには出来上がったタペを送らないといけないのだけれど、
作品送付についての連絡に、「期日に送付が難しい場合は・・」との一文があって、
その言葉にすがっています。
月の前半にあるミシンキルトクラスは全てお休みさせてもらって、
ただひたすら、ひたすらです。

ひたすらのお供は音楽、
夜中にポチットカートに入れてユーミンのアルバムを買いました。
45周年記念の新しいアルバムと比べてこちらを選びました。
DSCN1536
音楽無しには作業ははかどりません。
そしてもう一つ、合間のおやつ。
ちゃんとセッティング出来るのは、まだ少しは気持ちの余裕があるからです。
DSCN1517
 これから最後の追い込みです。
プロフィール

mooncraft

兵庫県芦屋市在住
キルト歴は30年 
公益財団法人
日本手芸普及協会
ミシンキルト・パッチワークキルト指導員

メッセージ